以前、ご紹介しましたが、納屋には14年前に義父が140万円で購入したヤンマーの赤いトラクターKe-2Dがあります。
ディーラーからの納車日に、エンジンをふかし過ぎた義父はディーゼルエンジンの激しいトルクにウィリーしてしまい、この機械は危険だとお蔵入りさせまま、放置されているトラクターです。
今でも、シートにはビニール、ステップには紙が被さったままで、絶対に触らせてはくれません。
使用時間も1.4時間となっており、14年落ちとはいえ、事実上の新車です。
これまでの農地との格闘実績を評価いただき、やっとのことで使用許可をいただきました。
ところが、鍵や説明書の所在は不明です。
ヤンマーのディーラーに連絡をし、先ずはキーシリンダーの交換をお願いしたところ、何と、トラクターの鍵は共通のもので、自動車やバイクのように一台一台、別の鍵にはなっていないとのこと。こんなん、盗み放題やないですか。どうりでヤフオクに農機具の鍵が出品されているわけです。
鍵の入荷連絡をいただき、ディーラーに行ったところ、農機具の展示会をしていました。
お客さんが、農家の方ばかりなので、かなり年齢層が高く感じられました。
やっとのことで、トラクターの鍵を入手し、新しいバッテリーを載せて、クルマのバッテリーと繋いでセルを回します。ところが、期待に反し、白い煙が沢山出るだけで、エンジンがかかる気配はありません。
どうです。綺麗でしょ。正真正銘の未使用車です。笑